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お月見をレストランで楽しむ 厨 車屋 [9月の特集]

本店は、かの岡本太郎も愛した老舗の日本料理店「車屋」。
その名店の味と情緒を都会の夜景の中で堪能できるのが、ロイヤルパーク汐留タワー25階の「厨 車屋」だ。
洗練と風情が入り混じる空間で、東京ならではのお月見を楽しもう。


登りはじめの月から、天辺に浮かぶ月まで、存分に。

お月見に最適なのは、店内の東側と南側のテーブル席。東側の席なら、華やかな夜景の中から月が昇ってゆくという、ちょっと珍しい風景を堪能できる。より天辺に近い月を見られる南側の席は、眼下に隅田川。かつての東京名所、勝鬨橋や、その橋の下をくぐる屋形船の灯りを見ながら、ゆったりと中秋の名月を楽しめる。窓際はいずれも人気席。予約時に月の見える席を希望する旨を伝えておこう。


9月中なら、お店の中も外も、お月見ムードたっぷり。

「開業4周年記念 おすすめ季節会席(鼓)」¥10,500の焼物八寸。この料理は9月のもの。旬を大切にしているので、料理やメニューは季節により内容が異なる。

 「厨 車屋」といえば、魅力はやはり旬の和素材をいかした料理。なかでも、「開業4周年記念 おすすめ季節会席(鼓)」は、器や盛り付けでも旬を楽しめ、¥10,500とお得。9月中なら、焼物が三日月型の器に盛られるなど、お月見にふさわしい粋な演出で楽しませてくれる。また、9月21日から10月1日にかけては、目の前の浜離宮恩賜庭園で「中秋の名月と灯り遊び」が開催中。幻想的な灯りが景色に加わり、お月見ムードを盛り上げてくれる(期間中、毎日21時まで実施)。

厨 車屋 (みくり くるまや)

 創業76年を誇る日本料理店。築地市場などから厳選した旬の食材を使った和食をいただける。芸術家、岡本太郎や、ガラス工芸作家、岩田藤七など、多くの文化人に愛されたことでも知られ、厨 車屋 (みくり くるまや)にも二人の貴重な作品が数多く飾られている。


【TEL】03-3289-8000
【所在地】東京都港区東新橋1-6-3 ロイヤルパーク汐留タワー25F
アクセス】地下鉄大江戸線ほか「汐留駅」より徒歩 約1分
JRほか「新橋駅」より徒歩約3~5分
【営業時間】
朝食 7:00~9:30
昼食 11:30~15:00(LO14:30)
夕食 平日17:00~23:00(LO22:00)
日祝 15:00~22:00(LO21:00)
【定休日】年中無休

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まだまだある!お月見の楽しめるレストラン


都会のレストランでお月見を楽しむだけじゃ物足りない方、露天風呂で中秋の名月を楽しむ贅沢な一時を過ごそう。

ゆっくり景色を楽しもう お月見ができる露天風呂




※月の出入り時間や方角は、天候や日によって変化します。上記施設から確実に月が見えるとは限りませんので、ご了承下さい。


意外と知らないお月見キーワード [9月の特集]

今年2007年の十五夜は9月25日。
『お月見』というロマンティックな行事。せっかくだから楽しもう!でもお月見とは何、と聞かれると意外と知らないこと、多いのでは?
お月見についてキーワードをたどりながら、少し勉強してみよう。


お月見って、そもそもいつ頃?

 秋の風物詩といえばお月見。月を眺めるだけなら一年中できるが、特に旧暦の8月ごろ(仲秋)は中国や日本では古来からお月見に最も適した時節とされてきた。
よく言われる十五夜というのは旧暦の8月15日の夜の月見のことを指し、その日を「中秋」と呼ぶために中秋の名月ともいったりもする。
 また、これは日本独自の風習であるが旧暦の9月13日のお月見のことを十三夜、あるいは栗名月と呼ぶ。
十五夜と十三夜はセットになっていて、片方のお月見しかしないのは「方月見」と言って嫌われたそうだ。
 お月見を題材に創作された詩歌などの文学作品も多々生まれてきた。芭蕉の句「けふの今宵寝る時もなき月見哉(かな)」や「名月はふたつ過ぎても瀬田の月」、中島敦『山月記』などが挙げられるだろう。

お月見の由来

 このお月見の風習は、中国唐時代の観月宴「中秋節」に由来があるといわれている。日本では平安時代に、村上天皇が宮中で観月の歌会を催したのが始まりだそう。
その後、室町時代からは月を神としてあがめ、収穫を祝う祭りも兼ねて、芋などを供えるようになった。現代の中国ではこの時期になると、「月餅」という餡入りのお菓子を食べることが恒例となっているが、様々な意匠が凝らされた大量な月餅が市場に並ぶ様は、近代化を急ぐ中国でも伝統がいかに重んじられているかを垣間見させてくれる。
ちなみにこの月餅は、いまや日本でも手軽に購入することができるほどポピュラーな食べ物となりつつある。
月はその丸さから「家族団欒」を象徴している縁起のよいものとされ、その形に似せてつくられた丸い月餅を家族みんなで食すことが理想の月見スタイルなのだ。中華民国ではなんと中秋節が国定休暇となっている。

 そのほかにも秋は空気が乾燥して月が鮮やかに見え、気温もそれほど寒くないために月を鑑賞するのに最も適した季節だということも、秋の月が特別な理由になるだろう。

今年2007年の十五夜は9月25日。でもその前に、お月見についてキーワードをたどりながら、少し勉強してみよう。

 月は地球の周りを公転する唯一の衛星だ。地球上から見ると一日ごとに形が変わって見え、その周期を使って暦が読まれた。古くからメソポタミア文明において使用された暦でもあるのだ。
月の形が変わってみえるのは、その公転による現象である。地球が月まで届く太陽の光を遮る「日食」という現象もみられ、世界中の地域で日食が観測・記録されている。

 太陽と地球の角度、距離をもとに計算される「陽暦」に対して、月の満ち欠けの周期を基準とする暦を「陰暦」と呼ぶことからもみられるように、東洋では月は影の象徴として女性と関係すると考えられた。日本では「竹取物語」で、竹から生まれたかぐや姫は月の出身と打ち明け、最後は月に帰っていた。
また、月は秋の季語として「秋もはやはらつく雨に月の形(芭蕉)」など古くから歌われている。また、月と潮の満ち干や人体との神秘の関係をめぐって、狼男のような伝説がつくりあげられたり、満月の夜のほうが犯罪率が上がるという噂が実しやかにささやかれたりして、月のそのパワーは人間のメンタルな面と常に結びつきながら語られてきた。

 1969年7月20日にアメリカによるアポロ11号が月の静かの海に着陸し、アームストロング船長が人類で初めて月面に降り立った。人類が到達したことのある唯一の地球外天体である。ちなみに同時期旧ソ連においても有人宇宙船による月面着陸計画も試みられたが、技術的な問題等により、遂にはそれを実現させることはできなかったともいわれている。

 ちなみに月の満ち欠けは「ほぼ」一ヶ月ごとに繰り返されるので、実は十五夜は満月とは限らない。今年は満月の二日前なので、少しだけ欠けた月になる。

ススキ(芒、薄)

ススキはイネ科ススキ属の植物で、野生に生息する一般的な多年生草本。全国に分布して日当たりのよい山野に生息している。高さは普通1~2mだが、温かい沖縄などでは常緑になり、5mにまで達するそう。

 秋には茎の先端に花穂をつけ、その種子には白い毛が生えて穂全体が白っぽくなる。十五夜の月見にはハギとともに飾られ、秋の七草のひとつに数えられている。

 ススキは切り口が鋭いことから魔除けの力があるとされ、お月見で供えたススキを家の軒先につるしておくと、一年間病気をしないという言い伝えもある。

 かつては集落の近くにススキ草原があって、それを定期的に刈り入れ、茅葺(かやぶき)屋根の材料や家畜の餌として用いることが多かった。現在はそのように利用されることはないので、多くは雑木林に生えている。そのためにススキ草原に生息していた動植物の中には見かけられなくなってしまったものもある。

団子

 お月見の日にはススキを花瓶にさして、団子をお供えする。団子の個数は一般的に平年は12個、うるう年には13個お供えする。十五夜には15個、13夜には13個お供えする地域もある。

 十五夜ではこれからの収穫を祈って、十三夜は五穀豊饒に感謝して収穫物である米の団子を供えたのが月見団子の由来だと考えられている。

 団子そのものは縄文時代からあるそうだが、お月見の日に団子を備える風習は江戸時代に一般的になったようだ。その形は江戸では丸型、京都では芋型だったという記録が残っている。今でも地域によってその素材や形は異なり、さまざまなバリエーションがある。

  日本の各地では「月見どろぼう」というユニークな風習もみられる。西洋でいうところのハローウィンと酷似しており、庭先に月見団子を飾っておいたのを、近隣の子どもたちが盗み食いするに任せるというものである。もちろん、本当に盗むのではなく子どもたちのためにあらかじめ用意されてあるのだ。より多く団子を振舞えば振舞うほど、その家に幸せが訪れるといわれている。

月見○○

  茹でたうどんやそばに群雲(むらくも)に見立てた海苔を敷いてから、生卵を割りいれて、汁と薬味を添えたものを「月見うどん」「月見そば」と呼ぶ。海苔を入れずに卵を落としただけでも、現代では月見と言ってしまう場合も多い。しかし鍋焼きうどんなどに卵を入れた場合は、火が通って黄身が見えづらくなるためか月見とは呼ばれない。

 マクドナルドでは1991年以来、秋限定のメニューとして、中秋の名月のころに満月のような目玉焼きの入った月見バーガーを販売している。

うさぎ

 ウサギ目に属する草食哺乳類の総称だが、特に、耳の小さいナキウサギ科を除いたウサギ科の動物を指す。

 仏教世界では献身のシンボルとされている。これは仏教説話集ジャータカのなかに、ウサギが火に身を投じて千人に布施をするも物語があるため。月の模様をウサギに見立てることも、この物語が発祥。

 ウサギは日本の昔話にもたびたび登場する動物である。「兎と亀」や「因幡の白兎」あたりが最も有名だろう。あるいはことわざにも、「二兎を追う者は一兎も得ず」とあるように、非常に馴染みの深い存在であるといえる。

 一方でキリスト教世界では、多産であるウサギは誘惑のシンボルとされ、米国の成人誌「PLAYBOY」のキャラクターである「ラビットヘッド」の由来になっている。

われわれにとっては月といえばウサギがしばしば想起されるが、国や地域によっては人々にはカニやロバ、ライオンなど様々な姿に見えている。想像はそれぞれ違えども、地球から見えるのは常に同じ側であって、月の裏側に関しては探査機を使わなければその様子を知ることができない。ソ連やアメリカによって行われた「お月見」を通して明らかになったのは、月の裏側は特徴として月の表側と比べると「海が少ない」ことである。

月見草

 植物のハギの異名。マメ科ハギ属の総称。萩という漢字は草冠に秋と書き、いかにも秋らしい植物だ。単にハギというとヤマハギを指す。

 日本のほぼ全域に分布する落葉低木で秋の七草のひとつ。古くから日本人に親しまれ、万葉集で最もよく詠まれる花でもある。大正生まれの文豪太宰治による「富嶽百景」にも有名な一節「富士には、月見草がよく似合う」が挙げられ、月見草に対する愛着を垣間見ることができる記述といえるだろう。お月見の際にはススキ、月見団子とともに供える。

葉月

 旧暦で8月のことを指す。新暦では9月の上旬から10月の上旬にあたる。葉月の十五日が中秋の名月が見られる十五夜。

 その名前の由来は、秋になって植物の葉が落ちる月「葉落ち月」が転じてなった説や、稲の穂が張る月「穂張り月」が転じた説、北方から初めて雁がやってくる「初来月」から転じた説がある。「葉落ち月」が有力な説かと思われるが、はっきりした根拠があるわけではなく正確な由来が不明。

秋の夜に月を見るという素朴な文化を通して、様々なものの繋がりがわかった。ただの行事として漠然とお月見を過ごすだけではもったいないだろう。今年のお月見は綺麗な月を見て楽しむだけでなく、お月見に関係する知識を頭に入れて“月の裏側”に思いをはせるのもいいかもしれない。

次回はお月見におすすめのレストランや露天風呂などのスポット紹介をお届け予定。お楽しみに!


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